ホリスティック・セラピーは、渋谷から12分の神奈川県武蔵小杉にあるクリニックです。

とても深い悩みで苦しんでいる方によく見られる発言で、「自分は愛されていない」「愛される価値もない」「いなくても誰も困らない」「自分は世の中に不必要な存在だ」というものがあります。

先日も、自殺予告をしたイジメを受けている学生の報道がありましたが、これはちょっと別な側面もあるとは思いますが、一般的にイジメや引きこもりやウツや希死念慮ということで苦しんでいる方には、上のような気持ちが共通しているように思われます。

これまで書いてきたことの繰り返しもありますが、このような方に関して何回かにわけて書いてみたいと思います。


まず「価値」「役に立たない」という部分ですが、これは普通は親の刷り込みの部分が大きいと思います。言葉によるものでも、行動によるものでも、親が子供の尊厳を傷つけるようなことをすると、それが子供の心に長い間残るものです。

つまり、お前は何をやってもダメなんだから、もっと頑張らないとダメだ、お前なんか要らない、というような発言が、子供の心に傷として残っているのです。

或いは、社会に出て自信を失った結果、そのような思い込みが強く残っていることもあります。その場合、子供時代で同じような経験をして、それを手放すために追加の経験をしているのですが、そこで更に手放すことが出来ないで、苦しんでしまっていることが多いと思います。


もし、このような経験に心当たりがあるなら、まずそのエネルギー・記憶を捨ててしまうことをお勧めします。

例えば、自分の体のどこにその感情・傷・記憶が残っているかを感じてみます。これは直感での話しですから、知的な頭はオフにしてください。

そうしたら、そのエネルギーをギュッとつかんで、自分の外に出してしまってください。出来れば、その塊をエネルギー転換して粉々にしてしまいます。

もしこれがやりにくかったら、その塊の大きさを大きくしたり小さくしたり、色を好きな色に変えたりしてみます。それが出来たら、あともう一歩です。次に、 それが消えてなくなるまで小さくします。消えてなくなったら、その辺りの穴を金色かグリーンの色のエネルギーで埋めてしまします。


さて、「役に立たない」というのは何に対してなのでしょうか？また、「価値」とは何で決まってくるのでしょうか？

学校の成績？クラスや職場での人気度？容姿？手先の器用さ？

人間が生まれてくるためには、何億匹という精子から一匹だけが選ばれて、卵子と結びつく必要があるのです。これだけでも奇跡的なことです。

また、天界には地上に生まれて色々な経験と感動をしたいと強く願っている魂がたくさんいるのです。それらの魂ではなく、あなたの魂が肉体を受ける機会をもらったということだけでも、それは貴重なチャンスです。通常何百年に一回しか与えられることがない貴重な機会なのです。

わたしたちが地上で肉体をもらって存在すること、そして経験を積み重ねること、それだけで天界のために「役に立っている」のです。なぜなら、それらの経験を天界に持ち帰ることによって、魂の故郷は豊かになっていくからです。

わたしたちが地上で様々な経験をして「愛」とは何か、「光」とは何か、「神」とは何か、を学んでいくことが出来るように、西洋秘儀的表現の「守護天使」が 一人一人についています。彼らはわたしたちの自由意志に介入しないようにしながら、それでも様々な人や経験が出来るように、日々アレンジしてくれていま す。

社会に出てお金を稼ぐことや、学校でよい成績をおさめることは、その人の魂の「価値」の結果ではないのです。敢えて言えば、価値が高まる結果、経済的なものも必要に応じて生みだされるものです。


もし、自分が何の役にも立っていないと感じるなら、毎日、一定の時間を決めて、世界に愛の波動を送ってみてください。地球からちょっと離れたところにいる自分をイメージして、地球全体を銀色やピンク色の光でつつんであげてください。それを行い続けることはとても価値あることです。それで地球全体の波動を上げることになりますから。

また、毎日、朝一番で、自分の姿を鏡に映して、自分は自信に満ちており、キラキラと光り輝いている、と自分に言い聞かせてください。何度も繰り返してみます。自分の周りに後光が差しているイメージを付け加えてもよいかも知れません。

最初は違和感があっても、継続は力なりで、毎日やっていると違和感もなくなってきます。