一般的に喘息と呼ばれる症状が出ている場合、その原因を突き止めることができれば、体質を改善することができます。
念のため、最初に書いておきますが、ここではお医者様に喘息と診断されたものを取り扱おうとしているのではなく、一般的に喘息の症状で悩まされている人の状
態を、全体的に改善するための方法を考えています。従って、例示したレメディやエッセンスは飽くまでも例で、個別のケースでそれに適した対応はかなり異な
りますので、具体的にお悩みの方はご相談ください。
原因には、本当に様々なものがあると思いますが、例えば、空気中の有害物質、不規則・低品質の食事、アトピーなどの皮膚疾患を抑圧する治療、アレルギー、
精神的なストレス、未消化の感情、遺伝的な要因、などが代表的なものでしょうか。
この場合、まず肉体的な側面と精神的な側面を見ていきます。
肉体的な側面、つまり出ている症状や病歴などについては、まずはホメオパシーで適当なレメディを見つけようとします。但し、急性の症状については、まったく別です。
代表的なレメディとしては、IPEC(一つの大きな候補、IPEC30程度を頻繁に)、ARSEN(IPECの次に使える)、NAT SULPH(湿った
症状)、NUX VOM(胃腸の不調を伴う)、BLATT、DULC、HEPER SULPH、SULPHUR、LOB INFL、などがありますが、こ
れらの使い分けについて詳しくは別に譲ります。
肉体の
臓器サポートも必要かも知れません。甲状腺や副腎皮質などに関連するレメディ(ADREN、IOD、THYROID)、肝臓(CARDUUS M、CHELID)・腎臓(BERB)・脾臓などのレメディも使えます。
次に
精神的な側面、これについては家庭内の環境や、本人の魂の学びなどの要素を考えていきます。
それこそ個別のケースで異なりますが、
周囲の環境から「脅威」を感じている部分(
ワラタ、
トール・イェロー・トップ、
レッド・グレヴィレア、ACONITE)、
自分のエネルギーを守ることが上手ではない部分(オーラの張りかたが弱い)(
エンジェルソード、
フリンジド・ヴァイオレット、PHOSPHORUS)、
基本的に安全だと感じていない(
ドッグ・ローズ、
ダガー・ハキア)、
家系の影響を切り離すことが出来ない(
ボアブ、
レッド・ヘルメット)、
誕生時や前世などのトラウマが解決していない(
トール・イェロー・トップ、
ムラ・ムラ、
ピンク・ムラ・ムラ、
グリーン・スパイダー)、
悲しみを胸に溜めている(
スタート・デザート・ピー、
ブルーベル)、
などでしょうか。
尚、括弧内はオーストラリア・ブッシュ・フラワーエッセンスとホメオパシーのレメディの例です。
その要素の本質がわかれば、お話をお伺いして、
本人の顕在意識をそこに向けてもらうこと、それに立ち向かい克服するサポートをするためフラワーエッセンスなどを使うことが出来ると思います。
何れにせよ、このように問題がかなり肉体レベルまで降りてきている場合、さらに長期間その状態が継続している場合は、6ヶ月や1年という継続的なモニターが大切だと考えます。
なお、ホメオパシーやフラワーエッセンスを使ったとしても、これまで受けてきた治療と相反しそれら邪魔をすることはないとご理解ください。これまでの治療
(既存医療や鍼灸、気功なども含めて)の効果についてはご自身でご判断ください。