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ホリスティック・セラピーは、渋谷から12分の神奈川県武蔵小杉にあるクリニックです。

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川崎市中原区今井南町5-21パルステージ武蔵小杉102

アプローチの一例 General Approach

恋愛と大きな愛


単純化すると恋愛モードにいる時はインナーチャイルド(癒されていない内なる子供)が主に働いているように思います。

つまり、相手に愛してもらいたい、自分一人だけを見てもらいたい、自分の思い通りにしてもらいたい、相手が欲しい、という小さな愛

これが片思いの場合は一つの恋愛経験ということになりますが、両思いの場合(お互いがチャイルドモードの場合)は極端に走ると心中モードになります。二人 は「愛し」あっているのに、周囲がそれを受け入れてくれないという心理状態。

他方、大人の愛情、大きな愛になると、相手のことをまず考えるようになるように思います。

一つの例ではセラピスト的なモード。相手が自分に対してどのような感情を持っているかは関係なく、自分のチャイルド部分を横に置いておいて、相手に共感でき、相手のために自分は何が出来るかを考え、相手のことをケアすることができる状態です。

このモードにいると、相手の話に共鳴している自分のインナーチャイルドを客観的に観察することが出来ます。話を聞きながら、自分のなかに湧き上がってくる 感情や感覚を、第三者の大人として観察し、その共鳴具合を楽しむことさえ出来る。

このようなモードにある時には、自分の口から思いもしなかったような発言が出てきて、一体誰が話しているんだろうと思うことも多いです。

ここで一つ重要なのは、このようなモードにいる時には、自分のチャイルドを無視したり、抑圧したりしてはいけないということ。

なぜ、この相手は今のタイミングで自分の前に現れ、このような話をしているのか、自分はここにどのようなメッセージを見つけるべきなのか、相手が自分が何 かに気づくためにわざわざ現れてきてくれている、などと考え続けると謙虚な態度を保つことが出来ます。

ここでチャイルドを抑圧してしまうと、ハートが閉じてしまい、本当のコミュニケーションが出来ないようになってしまう危険があります。抑圧・無視するより は、寧ろ横に置いておいて、第三者として観察して楽しむことが大切なカギだと思います。


チャイルドの部分は、それ自体は悪い存在ではなくて、人生の経験を豊かにしてくれています。

純粋さ、無垢さ、喜び(JOYというよりFUNの部分)をもたらしてくれるし、それが健全な形で出ている限りは、自由に表現されたほうがよいと思います。これが創造性の原動力ともなることが多いですし。

問題は、チャイルドに基づいている行動をなんら判断せずに、そのまま出してしまう時です。ここでは大人としてのフィルターが機能していないことになります。

過去のことについては、チャイルドがそのまま出てしまった行動を大人のフィルターを通して見直してみて、そこで学ぶことを認識すること、将来のことについてはチャイルドから出てきたものを一回大人のフィルターで処理してから実行に移すこと、が肝要かと考えます。

情熱というのはチャイルド的な要素が大きいようですが、それ自体は悪いわけではありません。

例えば、愛する二人なら、お互いに情熱を出して、相手から情熱を求めることも許されるし、それが大きな悦びに繋がることも多いと思います。これは大人の フィルターを通しても首肯されるべきことであればよいと思うのです。

大人のフィルターについては、世間の常識との違いを認識することも大切に感じています。これについては別項で若干書かせていただいてます。

人類の意識の進化は、価値基準(愛の実践の方法)を外部から与えられる立場から、それを自分の内部で作り出す・決める方向に進んできているようですから、 大人のフィルターを育てるためには自分の「ハイアーセルフ」と繋がることもこの一つの方法かと思います。

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